ロードレーサーでツーリング

  1. さて、ママチャリの改造、マウンテンバイクの改造ときて、次は何をするか・・・そう、すでに皆様お気づきのようにオーダーフレームです。東叡とかケルビムとかのビルダーに自分だけのこだわりの一品を注文する・・・やっぱこれでしょう。

    でも、私はやりません。理由?金がないからです。そんな煮え切らない私のところへサイクルショップタキザワのチラシが届きました。見るとロードレーサーのアルミフレームがにっきゅっぱで出ています。「シングルツアラー」でロードの部品を採用していますから、後は前後のディレイラーとSTIレバーを買えばロードレーサーが一台組めてしまいます。「よし、これでいこう!」と新たな「安物買いの銭失い」計画が始動しました。

  2. フレームが届き、部品を注文するのに下調べをはじめました。ロードレーサーをいじるのははじめてで新鮮です。フレームがマウンテンバイクに比べるととてもコンパクトなのが印象的です。

    手元にあったBBを何も考えずに付けようとしてみて「なんだ、このぶかぶかなのは・・・」。シェル幅が違ったんですね。手元にあるのが68ミリ(JIS)でフレームは70ミリ(イタリアン)でした。シェル幅が違うとBBのワンの径まで違うとは知りませんでした。

  3. BBもしっかり注文して、数日後に前後ディレイラー、STIレバー、フェンダー、ボトルケージ等と一緒に届きました。STIなるものははじめて見る(MTBのものは見てるけど)ので取り付け、調整に苦労するかと思いきや、意外と簡単に組み立て終了。が、しかし、フェンダーが付きません。チェーンステーにダボ穴はないし(チェーンステーブリッジすらない)、エンドやフォークにもダボがありません。フォークやシートステーブリッジとタイヤとのクリアランスは少なくてフェンダーが入る余地はありません。ともかく、ここで断念してはあまりに工夫がないので加工、工作しまくりになりました。 

    結局、前後ともフェンダーを二分割して、シートステーブリッジ、フォーク、ブレーキをかわすことにしました。その部分は細いアルミ板でつないであります。チェーンステーブリッジのかわりにボトルケージの取り付けボルトからステーを作りました。難儀してクリアランスを調整して1日掛かりで取り付け完了しました。いくら工夫しても25Cまでしか付きませんね。28Cはかなり無理そうです。

    今回付けたマッドガードはマウンテンバイクに付けたのと同じメーカーのものでサイクルベースあさひで扱っている ロードバイク用フェンダー です。さすがに「簡単に付けられる」とは言えませんが、割れにくいプラスチック製なので金鋏やドリルで簡単に加工でき、工夫すればたいていの自転車に付けられると思います。値段も安いので「ダメ元」でやってみるのにも向いています。

    ロードバイク
  4. スプロケットとリアディレイラーはMTBのものを使いました。ちょうどMTBのスプロケットがひとつ余っていたのと、「地球防衛自転車隊」隊長がロードにMTBのスプロケットを付けていて「こんなんもアリなんだな」と思ったからです。

    スプロケット
  5. インプレッション

    さて、ロードレーサー初体験の感想は・・・。「やっぱロードレーサーに限る」とおっしゃる方の気持ちがよくわかりました。加速がよくて、交差点からググーンと40キロくらいまで加速するときの快感はたまりません。自転車が「もっと速く走れ」と急き立ててくるような感じです。今まではおとなしく歩道を走っていた仙台市中心部ですが、ロードレーサーでは車道をいけます。車の流れにとけこんでしまえるのです。ワイドレシオのMTBスプロケットのおかげで前はアウターのままでほとんどのところは行けます。

    速く走れる自転車は楽に走れる自転車でもあります。何十キロも連続で走っていて少し疲れたときでも自転車が背中を押してくれるような感じでペースが落ちません。効率よく筋肉を使っている状態を長く維持できているということなのでしょう。

    一方で、最近32Cに慣れていた体に25Cは相当ダイレクトな振動を伝えてきます。カーボンフォークのお陰で「カキーン」とくるような金属的なショックは受けない(振動の減衰は早い)ですが、舗装の割れたところを通るときには覚悟が必要です。また、MTBスプロケットが入っているとはいえ、MTBのようにウイリーしそうな激坂もシッティングでいけるわけではありません。急坂が長く続くところでは「もうちょっと軽いギアが欲しいなぁ」と思うことがあります。良い路面を走る日中のツーリングにはロードレーサー、荒れた路面や夜間(路面の穴が見えなくてつっこみがち)を走るときはMTBという使い分けになっていくと思います。

  6. ギア比を変更しました。

    新しくランドナーを組むのに、MTB用スプロケットとディレイラーを流用したので、ロードには14-25Tのスプロケットと105のショートケージのディレイラーを入れました。ロードレーサーはスピードを出して走るのに向いており、上りになったらダンシングでちゃっちゃと上るのが正しい使い方だと思うようになりました。ロードに低いギアを入れてどっかとシッティングでゆっくり走るというのはなんか「スポーティじゃないな」ということです。ロード用スプロケットはギア比が接近しているので、平坦な道で効率の良いペダリングを続けるのに適しています。仙台市街への往復(通勤)なんかに使うとベストマッチです。どうしても低いギアが欲しいときはランドナーで出掛けることにして、ロードは快速トレーニング車として使っていきたいと思います。

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