自転車のルートバン

最近仕事の内容が変わり、いわゆる「営業まわり」をすることがあります。田舎の東北では基本的に移動は車なのですが、仙台の街中なんかだと渋滞していることもあり自動車での移動が効率的ではないこともあります。また、駐車スペースには比較的めぐまれている仙台でも、できるだけ駐車料金を節約するために格安の駐車場に車を停めっぱなしにしておきたいと思うことがあります。そこで、営業車に自転車を積んでおいて、必要なときにはそれを降ろして活用しようと思い立ちました。こういう用途には折りたたみ自転車がはやっているのですが、折りたたみ自転車で高品質なものは高価だし、第一折りたたんだりまた広げたりするのが面倒です。また、荷物を積むことに配慮せずキャリアが無かったり、ライトやスタンドがしっかりしていないものがほとんどです。これでは営業用にハードに使うにはちょっと躊躇させられるものがあります。

そんな折、サイクルベースあさひのネット販売で営業用にもってこいの自転車を見つけて、早速注文しました。丸石自転車の「N.Y.P.M.(三段変速)」です。広告を見ると小型犬を自転車のカゴに入れて散歩なんかをする飼い主のための自転車ということなのですが、簡単にいうとままちゃりの部品をすべて移植した小径車というところでしょうか。2本足スタンド、泥除け、チェーンカバー、大型のかご、ライトなんかが最初からついています。私の目には「小径のお買い物自転車」にしか見えないし、犬だってこんなのに乗せられるのはいやがるんじゃないかと疑問に思うのだけれど、犬を乗せる以外の使用も特に禁じられていないようなので自分流に活用することにしましょう。

NYPM

サイクルベースあさひに注文しても品切れで2週間以上待たされました。やっと到着した商品は前カゴが前後逆に取り付けられていて、販売店でもそのことに気づいたのでしょう、取り付けねじを外そうと格闘して頭をつぶしてしまっていました。まあ、丸石のエンブレムがついている以外は前後対称なので気にせず使うことにします。

basket

この自転車の最大の特徴は巨大な前カゴです。大きいだけでなくままちゃりの「ふらっか〜ず」みたいにハンドル軸の真上に取り付けられていて、重量物を積んでもバランスを崩しにくくなっています。A4ノートパソコンのケースが余裕で入ります。買い物を積むときも威力を発揮することでしょう。

肝心の走りですが、16インチという小径ホイールのわりには悪路などにも強く、ロングホイールベースのおかげか安定性もとても高いです。ふつうのシティサイクルと同様に気軽に乗ることができます。また、おりたたみ機構をもたない普通のフレームはとても剛性感があり、歩道の段差を強行突破しても大丈夫そうです。

難点は、重量が20キロ近くあることです。丈夫なことと引き換えなのでしょうが、坂を上るときや車に積むときに重さを感じます。20キロといえば普通のままちゃりの重量なので、小さいけれど重いというのは不思議な感じがします。また、シティサイクルは全般にそうですが、シートポストが短く身長169センチで比較的胴長短足の私でさえ嵌めあい限度マークよりも伸ばさないと適当な高さになりません。

これからこの自転車は軽ワンボックスに常備され営業まわりに赴くことになっています。

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