ツーリングレポート:笹谷・蔵王

  1. コース

     愛子→(秋保温泉愛子線)→秋保→(秋保川崎線)→川崎町→(国道286号線)→笹谷峠→(国道286号線)→山形→(西蔵王高原ライン)→蔵王温泉→(蔵王ライン)→(蔵王エコーライン)→刈田→(蔵王エコーライン)→(国道457号線)→青根温泉→(国道457号線)→川崎町→(国道457号線)→長袋→(二口街道)→秋保→(秋保温泉愛子線)→愛子

  2. 距離・時間

    全行程159km・9時間半

  3. 使用車種、装備

    26HEランドナー+フロントバッグ+マッドガード
    タイヤ前後:26HE-1.95ブロックタイヤ

  4. レポート

    例によって日曜日は雨が降らない。朝5時すぎに目が覚めた。今日は組み上げたばかりの26HEランドナーのツーリング性能を見極めることにする。

    朝7時に家を出発。秋保まで走って、いつものコンビニであんぱんとカレーパン(あんもいいけどカレーもね)と1リットルのアクエリアスを仕入れて「ゴォー」というタイヤのパターンノイズを響かせながら川崎町を目指す。確かに抵抗が大きいけど、最近脚が丈夫になってるからなんとかなるだろう。ブロックタイヤ使ってしまわないともったいないし、しまっておくのにも太くて邪魔だしね・・・。

    川崎町をすぎて国道286号線を笹谷峠に向かって走る。このへんは国道とはいえ随分山の中である。緑がきもちいい。

    国道286

    笹谷峠は通行止めが続いていたので心配だったが、なんと通れる!。何年ぶりだろう、笹谷峠を通るのは。家内と結婚するときに、家内の両親の許しを得るのに、軽四で京都から仙台まで走った、あのとき以来である。交通規制のゲートで記念撮影。

    286ゲート

    この笹谷峠のあたりから蔵王連峰方面には山歩きにおもしろそうなところがたくさんあるようだ。そのうちハイキングに来てみたいものである。

    蔵王連峰

    笹谷峠は並行して山形道が走っているから、ほとんどの車は山形道のトンネルを走る。インター入り口をすぎると急に静かになる。トンネルの入り口をすぎるあたりで道端の茂みでがさがさ音がする。見ると二頭の日本カモシカが走っている。道の下のほうには後続のサイクリストの姿がちらっと見える。そのうち追いつかれるな、と覚悟する。

    だんだんと標高を上げていくと、雲が同じ高さに見えるようになる。そのうち後続の自転車のグループに追い越される。少年達だった。そんなに引き離されないうちに峠に到着。石碑のようなものがあったので記念撮影。(あまりあてにならない地図によると標高1000メートルくらい)

    笹谷峠

    峠では写真を撮っただけで休憩せず、一気に下る。カンチブレーキの効きに不安があるが、自転車の安定性は優れるので、車と同じペースでどんどん下る。楽しい!ロードではブレーキングがむずかしく、MTBではハンドリングがあいまいなので楽しくないが、ランドナーはこういう場面でけっこう楽しめることを発見した。

    坂を下りきると山形市街。ここで右にいって山寺や関山のほうから戻るか、左にいってエコーラインから戻るか迷う。エコーラインのほうが楽そうだ(後に大きな誤算と判明)と考えて左に向かう。すぐに西蔵王高原ラインの入り口があるのでそこを走ることにする。自転車の通行料金はなんと30円だった。 

    ここから延々と急な上りになる。蔵王の刈田岳のほうに向かっているのだから当然なのだが、とにかく急で長い距離である。1リットルのアクエリアスはあっと言う間になくなる。ちょっと早いが11時半ごろに蔵王温泉のあたりでパンをかじってエネルギーチャージすることにする。

    蔵王温泉で飲料水(またしてもアクエリアス)も補給して蔵王エコーラインをめざす。ずっと上り。延々上り。しかし蔵王連峰を越えないと仙台に帰れない。だんだんと悲壮感を漂わせながら蔵王エコーライン上っているとバスに乗った小学生に「すごーい!自転車で来てるよ!」と騒がれる。

    蔵王エコーラインを上っていくと、植生が変化してきて、低木ばかり見られるようになる。空気も冷たくなってくる。紫外線が強いのかして肌はじりじりと灼かれる。標高の高いところに来ていることを実感する。とにかく勾配は急である。ほとんどインナーXローかインナーXセカンドくらいしか使えない。疲労が濃くなってきて勾配が少なくなってきてもシフトアップする元気がなくなる。じわじわと上る。

    刈田峠

    やった、ついに峠の茶屋に到着。もうへろへろである。1000メートル級の峠(笹谷)を越えた後の1500メートル級のエコーラインである。とりあえずお茶を買うが、普通140円のお茶に200円とられる。足元を見おって。

    峠をすぎると、雲の中に入ったかのように、濃い霧に包まれる。20メートル先も見えない。せっかくの下りなのに。道路の白線を目安にそろそろと走る。ブレーキレバーに露が付いて滑るし、ヘルメットからも水滴が落ちてくる。後続の車は追い越しができないでずっと後についてくる。メガネは曇るし、ほんとに難儀する。

    ロングバージョンのダウンヒルが終わりに近づいたころ、やっと霧が晴れてきた。国道457号線を左折。青根温泉へ走りはじめたころ、力が全然出ないことに気づく。ちょっとした登りでもインナーでしか行けないのだ。「ハンガーノック」という言葉がよぎる。でも、この登りが終わればあとはそんなに登りがないからと走り続けることにする。

    川崎町を過ぎるころ、ほんとうに空腹でふらふらになり、走り続けることが難しくなってきた。あいにくこのあたりには商店はない。とりあえず秋保まで戻るしかない。下りではペダルを止めるというおばさんのような走りを続けて、ようやく秋保のいつものコンビニに到着。シュークリーム3個とチョコレートをかきこんで、しばらく休憩。意を決して愛子までの最後の登りに向かう。食べてすぐパワーが回復するわけもなく、ふらふらのままゆっくりと登る。

    結局パワーが回復したのは愛子に近づいてからだった。家に着いたら甘いものをてあたりしだいに食べた。低血糖で倒れそうだったのだ。

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