アクアリウム DIY(番外編:上部濾過装置のポンプのエージングテスト?)


トラブル発生

カメ水槽の濾過システムには上部濾過装置用に2個とカメ水槽と濾過水槽間の循環用に2個の計4個のポンプが使われています。いずれもニッソーのポンプなのですが、そのうち最古の1個からチリチリ、カラカラと異音が発生しました。インペラーに砂利がかんだのかと思い掃除してみても音はとまりません。ポンプ本体も他のものより熱をもっているようです。それで寿命と判断し、新しいポンプと交換がてら分解調査してみました。

耐用年数の2倍半、よくもった方かも

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ポンプはニッソーのSQ-035型です。60センチ水槽用の濾過装置に標準で採用されているものです。取扱い説明書には「ポンプ内のほこりを定期的に掃除する」「1年を目安に交換する」と書かれていますが、それを無視していっさいメンテせず2年半連続運転するというごく一般的な(笑)使用状況におかれていたものです。

pump2

ポンプのカバーを外してみると、うわ〜!すごいほこりです。真っ白になっている部分は冷却ファンなのですが、ほこりがつまってファンの役目を果していません。メーカーに言わせれば「だから掃除しろっちゅうてるやろが」ということなのでしょうが、カバーの取り外しにはビス2本を外す必要があり、メカに弱い人にはかなり億劫な作業になるように思われます。この部分を掃除してるアクアリストって何パーセントくらいいるのかなぁ。

pump3

ポンプを全部分解してみたところです。右端にみえるインぺラーの金属製のシャフトがかなり腐食しているのがわかるでしょうか。このポンプは淡水用ですが海水に使った場合にはシャフトが激しく腐食することが予想されます。海水には海水用のポンプ(SQ-052S)を使いましょう。

pump4

インペラーとシャフトです。写真ではわかりにくいですが、シャフトがケーシングに接触している部分が摩耗しています。

pump5

ポンプのケーシング部分です。軸受の穴が真円でなくなっています。この軸受にはベアリングやブッシュの類はなく、プラスチックのケーシングと金属のシャフトが直に接触しています。水槽内では水により潤滑されているのでしょう。そうだとすると、水から出して空回りさせたり、細かい砂塵が含まれた水に入れたりすると短期間で軸受が摩滅するということになりますね。モーター部分の軸受はまだしっかりしているようですので、インぺラーの軸受部分の寿命が先にきて交換時期を知らせ、モーター部分の損傷による事故を防ぐように設計されているのかもしれません。


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