底面フィルター活用法

安くて高性能:底面フィルターを活用しよう

水槽の濾過装置にはいろいろな種類があります。よく使われるのは投げ込み式(「水作」とか)、上部式、外掛式(テトラのOT、ニッソーアクアパル等)、リッチな人は外部式(エーハイムとか)というが最近の流れのようで、古くからある底面フィルターは地味で目立たない存在です。でも、底面フィルターはとても性能がよくてしかも安いのでもっと見直されてもよいと思います。

底面フィルターのメリット、デメリット

底面フィルター

これが底面フィルター(ニッソーバイオフィルター)です。プラスチックのすのこのようなもので、底はなく水槽の底面に密着させて上に砂利をかぶせて使います。60センチ水槽用(3枚入り)で千円しなかったと思います。

実際の利用法

床砂について

床砂についてはいわゆる「大磯」を使っています。安くて粒の大きさもちょうどいいです。よく「大磯は海の砂だから貝殻がまじっており、これが水をアルカリ性にかたむけ水草の育成に悪影響を云々」という話を聞きますが、それはあくまで水草水槽を本格的にやっている人の話であって、魚中心で金魚藻も入れているという程度ならまったく問題ありません。

ポンプについて

エアーリフトパイプとエアーポンプを使うのは手軽なのですが、音がうるさいです。私は上部フィルターや外掛フィルターのストレーナーのかわりに底面フィルターを接続してしまうという使いかたをしています。ニッソーとコトブキの上部フィルター、テトラのOT-45とOTー60、ニッソーアクアパルEXについてはニッソーバイオフィルターと連結して使える(多少の加工は必要)ことを確認しました。

メンテナンスについて

メンテナンスは「何もしない」が基本です。6ヶ月や1年は何もしなくても大丈夫なことが多いです。砂利を洗ったりすすいだりはいっさいしません。

濾過と「泥」の関係について

泥

底面フィルターをセットして2ヵ月くらい運転していると床砂の中に茶色いもやもやした泥のようなものが溜ってきます(写真のポンプの右側あたりにまとまって見える)。これは味噌汁の中の味噌のような感じで水に溶けずしばらく静置しておくと沈澱してしまいます。臭いはドブのようなアンモニア臭もしくは腐敗臭ではなく、土のような(山の腐葉土に似ている)感じです。

この「泥」の正体は何なのか、顕微鏡で見ればわかるのでしょうけど、うちにはないので謎のままです。ただ、性質面からみると、この「泥」が溜った水槽の水質は非常に安定します。水換えは2、3週間に1度「形式的に」行うだけでよく、水草はよく成長し、魚やエビはとても元気です。私はこの「泥」は濾過バクテリアのすみかになっていると考えています。市販されている「濾過材」は多孔質にしてバクテリアのすみかを提供しようとしていますが、いくら多孔質にしてもこのような沈澱する泥はつかまえにくいと思われます。床砂利と底面フィルターはこの「泥」が蓄積する場所になり水流がバクテリアに酸素と栄養を供給するのです。上部フィルターに付着するバクテリアは茶色いジェルのようなものなので、バクテリアの種類が異なるのかもしれません。

泥水

水換えのときにポンプの先を砂利に深く差し込むと右のバケツのような泥水を採集することができます。この泥水を新しい水槽を立ち上げるときに半分くらい入れると濾過を急速に立ち上げることができます。もともと沈澱する泥なので新しい水槽もしばらく置いておくと水が澄んできます。

HOME MENU